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たくさんの鳥居のその先に…

以前 『ご近所散策ツアーへようこそ!』 で私達の町の氏神様の事に少し触れましたが、
今回より詳しくこの地に伝わる言い伝えも含めお話させていただきたいと思います。


倭姫御陵があるこの場所は、倭姫命さまのお墓であると同時に、外宮の神官だった度会氏ともかなり縁の深い場所でもあるんです。
<度会一族の居住地であり、氏寺(常明寺)であり、葬地(岡崎宮)であったと言われています>

そしてそれが伊勢における妙見信仰の聖地であり、神宮に三つの誓いを立て100日祈願した日蓮上人とも密接に繋がったりします。

○妙見(ミヨウケン)信仰とは…一般には仏教でいう北辰妙見菩薩(ホクシンミョウケンボサツ)に対する信仰をいうが、その原姿は、道教における星辰信仰、特に北極星・北斗七星に対する信仰である


。。。とはいえ、いちこ自身が歴史に弱く、時代背景がごちゃ混ぜになったりしてしまいます(涙)
又、宗教的知識も全くなく、ただこの町と伊勢の自然が大好きな一介の伊勢市民にすぎません。
それゆえ、確証も何もありませんが、ご近所のおじいさま方から聞いたお話を基にちょこちょこ調べたりした結果です。よろしかったらお付き合い下さい。



倭姫御陵がある小高い山道(古墳)を登って行くといくつもの鳥居が並んでいます。


その たくさんの鳥居の先に… 、私達の町の氏神様 “神落萱神社・金刀比羅神社” があります。


たぶん金銭的な事情から元々は別の神社だった二柱の神様を合祀したのでは…と聞いております。


その中の “神落萱神社” は千年以上前から続く、子どもを授かる御利益があるとされる餅まき神事が有名で、今年も一月の大祭では地元はもとより、多くの県外の方がお礼のお参りにお越しいただいていました。


この神社は外宮の神官だった度会氏が子孫繁栄を願い建立して下さったお宮なのですが、その裏にはちょっと悲しい事件があったのです…


その時代、童女の大物忌(おおものいみ)が斎王に代わり、朝夕の大御饌から重要な神事(秘儀)まで、伊勢神宮の神様への御奉仕を任されていました。それを代々度会氏の娘がとり行っていた訳です。


天皇の代理が斎王で、その斎王の代役が大物忌…なんて表現をされるところがありますが、実際はその童女の方こそが神様と座を一にする事が許された、真の聖なる巫女でありました。


貞観元年(八五九)十一月十五日<今の七五三ですよね…!?>、
伊勢の外宮神官 度会高主の十五歳の娘 宮了 は、大物忌(おおものいみ)として、朝の大御饌の御奉仕に内宮におもむく途中、大水の出ている御贄川(今の勢田川)で溺れてしまう。


必死の捜索も虚しく、その姿を発見する事は出来ず、その時川底から「童形の妙見菩薩像」が発見され、これを 宮了 の代わりに祖先祭祀の宮(岡崎宮)へ祀った。


その翌年から三年つづけて 高主 に男の双生児が産まれる。つまり六人の男児をさずかり子孫繁栄したため、宮了の化身として妙見像の霊験が信仰された。


また、度会高主の末子 晴彦 は、妙見尊星王の霊託によって山宮祭と妙見信仰をむすびつけ、子孫繁栄を祈り妙見堂の建立した。今から1100年以上も昔の事です。。。

<たぶんこの頃が私達の氏神様の始まりなんだと思います>



現在のこの地にあった妙見菩薩像は 東京のよみうりランド聖地公園 で大切にお祀りされています。
正安三年(一三〇一)作、昭和十三年に旧国宝、現重要文化財に指定されているそうです。↓


『よみうりランド 妙見菩薩像』


また妙見堂は、平成三年(一九九一)に長野県の諏訪湖の森に移築され、原寸大複製妙見像を祀っています。




それから歳月が流れ、時は建長五年(一二五三)立教直前だった日蓮上人は、「我、日本の柱にならん」「我、日本の眼目とならん」「我、日本の大船とならん」との三大誓願を伊勢神宮に立てられました。


この時、100日間のもの間、度会氏の氏寺だった常明寺に参籠(さんろう)し、境内の井戸で潔斎(けっさい)しながら何日も深思黙考して語らなかったと言います。そんな日蓮上人の前に妙見大菩薩が姿を現したのを、多くの人が見たというそんな話も残っていて、この時に日蓮上人は妙見菩薩から法華経護持の誓いを得たと伝えられています。

○参篭(さんろう)とは・・・祈願のため、神社や寺院などに、ある期間こもること。おこもり。
○潔斎(けっさい)とは・・・会・写経・神事などの前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、沐浴(もくよく)などして心身を清めること。物忌み。



あとがき。。。

私の住む伊勢には、それは素晴らしい神様方が御鎮座されています。
それと同時に、その神様を心から愛し御仕えされた偉大な先人の方々がいました。
またこれからの日本を、私達を、必死で救おうとされた方もいらっしゃいました。

そして、今現在も過去の偉人達と同様、とても大きな志で私達を導こうとされている方もいらっしゃいます。

古の過去から現代に続くせつないほどの祈り、私達がそれらを心して受取らなければいけない時節のようです。


つたない文章ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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う~む。

分かりました。ありがたう御座位ました。

>陸離さま

> 分かりました。ありがたう御座位ました。

いえいえトンでもございません。
何かお役に立てれば嬉しい限りですが~^^

No title

心のみはしらの傍らにあり、ただ祈りはべりて、身を滅してもなお祈りとともにあり。祈りいのりて今も生き続けん。人の世の人のこころの祈りすべて命あるものすべての慈しみの泉

Re: No titleさま

心に染み渡るようなステキな御歌をありがとうございますm(_ _)m
まさに我が氏神様や偉大な先人の方々、今現在も愚直なまでの祟敬さと共にあられる全ての皆様のお気持そのもののようです。

私などはその足元にも及ばない事は重々承知しておりますが、それでも目に映る伊勢の雄大な自然には、自然と感謝の想いが胸をついて出てきます。
これらも、この地に縁をいただいた氏子の一人として、偉大な氏神様ゆずりの魂の記憶なのだと信じている次第です。

プロフィール

いちこ

Author:いちこ

伊勢神宮の神様の森は甲子園球場の1300倍!だから伊勢の空気や水はとても清らかなのです

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