思い焦がれて…その3

以前 町内初曳き で紹介した、ワン鳴りのお話。。。

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陸曳き(おかびき)の命とも言われる、ワン鳴りは、車軸である心棒と車軸受けの椀木がこすれあって共鳴する音

車軸が先端に向うほどに細くなり、車軸受けもその形と合わせるので、ちょうどお椀のような形になっています。

そこから音が出るので “ワン鳴り” と言います。

又、こすれ合い過ぎると、その摩擦から心棒が焼き切れてしまう事もあり、かと言って、摩擦をなくしすべりを良くすると音が消えてしまう…
各町自慢の音を響き渡らせるのに、車方さん達は道中ずっとこの体勢で、調整に余念がありません。

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と書かせていただきました。

その心棒の焼き切れ防止の為の必須アイテムが、実は白いチョークなんです。
車方さんは五感を総動員させ、その必須アイテムを調整しながら加えているので、あの中腰体勢を維持しなければならないのです~


8-9内宮奉献14


↑ 車輪の中心からこぼれ落ちる白い粉、これがチョークがこすれた粉です。
なので、奉献車が通った伊勢市内の道のあちらこちらに、内宮さんへと繋がる一本の白い道が出来るという訳なのです~(^_-)-☆


さてさて、群行に話を戻すと、一番の最難関であった牛谷坂と90度ターンを見事に決め、自然と拍手喝さいが巻き起る中、次に目指すはおはらい町です。


8-9内宮奉献17


↑ ここで再び、少年神様のご登場!
週末のおはらい町はさすがの賑わい、参拝者の皆様もまだあどけなさが残る二人の神様に興味深々のご様子

そんな中、練り(ねり)と呼ばれる綱を使ったパフォーマンス(昔からの遊びの様子)で、私達の心も同一化するかのように、何度も何度も繰り返していました。

※前の大所帯地区さんがまだまだ奉献を終えられていないご様子もあって、それも幸い事と、多いに楽しんでいる風情でもあります~(笑)


8-9内宮奉献16


↑ こちらは内宮宇治橋前です。

やっと無事到着出来ました。
子供木遣の木遣子さん達、もう真っ黒になりながら、鳥居の前で最後の木遣を奉納です。
続いて、女性木遣さん、本木遣さん、最後の歌声を五十鈴川の風に乗せ届けます。

さあいよいよ奉献最後の御奉仕、御白石をお届けして来ます~


奉献車から降ろされた白石が入った樽、それを内宮神苑の一箇所に集め、地元の皆さんと一つずつを手にさせていただきます。
その石を白布(我が町専用)に包み、新しい御宮の御垣内、真新しい御正殿に向います。

私も役員さんから 『おおっ!大きいな~』 と言われながら、一つの白石をいただきました。
それはとても立派で大きく、白い色合いも完璧な、素晴らしく形の良い白石でした。

周りの方々と見せ合いながら、『大きいね~♪』なんて皆さん微笑まれていました。

私はすぐにピンっと閃きましたヨ!(V^-°) コレは皆様の想いも一緒に込められる為のご配慮だって!
だってね~、なぜかとてもとても小さな1ミリ程の緑の点が、テンって付いているのですもの~

緑(みどり)って縁(えん)でしょ、ご縁ある方々と共にってそのまんま~♪
とても解り易い事も、いちこを想定して下さったご配慮なのでしょうね~( ̄∇ ̄*)> カタジケナヤです~

だからどうか、皆様の想いも新しい御敷地にお届けして下さい。。。 ↓


8-9内宮奉献17


写真撮影が許されるのはここまでです。
この後、ヒノキの香りが溢れる、ピカピカの新しい御宮の御垣内一番の最奥まで入らせていただき、無事奉献を終え事が出来ました。

いかがでしたでしょうか~!?

一本の曳き綱に込める想いを、私達地元民が心焦がれる想いをお伝えしたく、新たにこの町を大切にお守りする一人であるお約束になればいいなっと思います。


8-9内宮奉献20


だから、いつでも故郷に帰るつもりでおいで下さいね~、お待ちしておりますm(_ _)m



追伸。。。次回、外宮さん奉献まで伊勢の熱い夏はまだまだ続きます~d(°-^*)⌒☆

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大きい!

わあ、いちこさんの白石大きいですね。
普通はどんなサイズか判らないけど、たぶん、御垣内に敷き詰められている白石サイズが普通?かなって思っていたので。
神様も伊勢の方々の純粋なお心に触れて喜んでらっしゃると思います。
奉納される1つ1つを白い布で包まれるのですね。
とても厳かな感じです。
真っ白な綱もとっても神聖ですね。
撮影が許されるギリギリまでたくさんのお写真をありがとうございます。

炎天下だったから、お風呂に入られる時にしみるのではないかな〜。
奉納の行事でお忙しくされてお疲れのところ有難うございます。



海超えて繋がる、夏と綱

いちこさ〜ん、お疲れさまでした。アップしてくださった写真を見ながら、その場の雰囲気を想像してみました。お伊勢さんへお参り出来たのがほんの一ヶ月前だったなんて信じられないです。あの時も猛暑日でしたが、今ではもっと暑いのでしょうか?
今回の写真には一貫して白、赤、青が基調になってますね。綱の白、日の丸の赤、幟のスサノオ青。自然界に元々有る色を人間が掬い上げ、は〜い!私たちはここ(地球)に居ますって神様に信号を送っているようなイメージが湧きました。( ´ ▽ ` )ノ
お白石の写真までがギリギリ許される撮影とは、見せていただく側の私も気が引き締まります(^人^)そして最後の写真にたまげました!実は「その1」の記事にあった、遷宮行事に一番始めに用意される引き綱、を食い入るように見つめながら「あーこれ、アップで見たい!」とため息ついてたんですよ。思いがけないプレゼントみたいで嬉しかったです!いちこさん、ありがとうございました!
いちこさんが、投げてくれた伊勢からの綱、ハイジの国までしっかり届きましたよ。手に巻きつけたまんま仕事と家事がんばります。
ところで…もし、そこに画家のゴッホがいあわせたらどんな絵を描いたのやら
(^_−)−☆

みつばちエミリーさま

コメントありがとうございます~<(*'-^*)

一人やたら大きいのを持たせていただいた時はビックリしました。
でもその色形は超一級品!
こんないい石、どなたが見付けてくれたものだろう~なんて思ったくらいです。

緑色の小さなテン(天)に、皆さんと共にあれ!とのご配慮だと有り難く持たせていただきました。

一応ねっ、水にも汗にも強い最強の日焼け止めを念入りに塗っていたのですが、
そんなの全く意味がナイほどの汗で、いい具合に焼けてしまいました。
もう一回外宮さんがありますから、今年の夏のいちこは一味違うゾ~!( ̄∇ ̄*)>

三月の桃日和さま

コメントありがとうございます~<(*'-^*)

もうね!ホント熱い数日でした。
最高気温36度とか37度との発表でしたが、炎天下の日向のアスファルトの上なんて、体感気温は50度近く?
氷水でビショビショに濡らした、首に巻くタオルも最後には乾いてしまっていましたヨ~
それでもみんな笑顔なもんだから、半分呆れちゃうでしょ(笑)

ゴッホさん、私が想うに、奉献車の上に竜巻の柱を描いて下さるのではないかと、そんな気がしちゃいます~♪

それと、あの綱は三本をより合わせ編んである綱で、いちこの腕くらいの太さがあります。
手に巻き付けると腱鞘炎になりますよ~(笑)
プロフィール

いちこ

Author:いちこ

伊勢神宮の神様の森は甲子園球場の1300倍!だから伊勢の空気や水はとても清らかなのです

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