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父の好物の卵焼き

こんにちは~いちこです~

今日は半年くらい前だったか、ある日フッとある想いが押し寄せて来て、それがキッカケで今までそ~深く考えていなかった事柄が鮮明に理解出来ちゃった!っと言うお話を書かせていただきたいと思います。

いやっ!そ~大した話ではなく、私個人のお話で、そのコッパズカしさも手伝って今まで書けなかったのですが、
父の日も近い事でもありますし、公開させてもらちゃおう~っと思います。

ウチのじじ(父)は数年前から施設に入れてもらっています。
ハシゴから落ちた事故の後遺症で、認知症も発症し意思の疎通も難しく、また重症介護の車椅子生活なのですが、
本来穏やかな人柄で、ニコニコしている事もあり、施設の方々にも良くしていただいています。

そんな父が、まだ元気で母と私と一緒に生活していた頃、とにかく卵焼きが大好物でした。

いち 「何か食べたいものある~?」と聞くと、決まって卵焼きをリクエストされました。

その卵焼きも、出し巻き卵とか、おねぎを入れたものではなく、一番シンプルな塩で味付けしただけのものです。
それに、ちょびっとお醤油を落として食べるのが大好きだったんです。

いち 「ねえねえ、たまには違う味付けにしょうよ!出し巻き卵に大根おろしも美味しいヨ!」

ちなみに私は甘いめに味付けした、お弁当に入れるような卵焼きが好きです(^з^)~♪

じじ 「父さんはいつものがいいの!塩だけの~!」

いち 「卵だけじゃ栄養も片寄るから、せめておネギ入れようよ!ネギ大好きでしょ!」

じじ 「ん?ネギ!?それも美味そうやな~♪ いやいやそれでも塩だけのいつもの~!!」

そんな会話を毎朝のように交わしていました。


梅の実


母が高齢になり、食事の用意を私がするようになって、忙しい私を気遣って簡単に出来るものをリクエストしてくれてたのかなぁ~なんて思ってたのですが、

母の介護に専念し、一日中ウチに居られるような時期になってもそのスタンスに変化はありませんでした。
でも、それこそ日常の光景、さほど気にもしないで毎日を過ごしていました。

そんなある日、いつもの卵焼きをうれしそうにほおばりながら、ふいに父が話しかけて来た事がありました。

じじ 「いちこがさっ、父さんに初めて作ってくれたもの何か覚えとるか~?」

いち 「なに突然!?そんな事覚えてないヨ~、お父さん覚えてんの~???」

じじ 「。。。うん」

いち 「ナニ何?何やったの~?」

じじ 「。。。う、うん・・・、コレっ 」

そう言ってかなり言い辛そうに、食べてた卵焼きを、箸を持った手で指差しました。

いち 「へ~~~、よくそんな事覚えてるよね~、何十年前の話ヨ!アキレタ~(笑)」

そう言って半ば呆れ顔の私に、ちょっと気まずくなったのか、

じじ 「あ~ウマかった!ごっそ~さん~!」

と言って、足早に庭仕事に出て行きました。

そんな日があったもので、事実としては知っていたのです、全く気にもしていなかったのですが~(汗)


並んだ梅



だけど、どうもそれだけじゃなかったという事が、ある日突然、理解出来てしまいました~(〇o〇;)

それが、今から半年くらい前のある夜、連日の仕事の忙しさもあり、家での家事を済ませた後、椅子にもたれながらボケ~~っとくつろいでいました。
(この時、父の事は微塵も考えていませんでした。じじ、ゴメンm(_ _)m)

その時突然、なんかこう胸の奥から一気に想いが込み上げて、その大きな空間に包まれたようにも感じました。
それは、間違いなく父の想いを示すもの、、、

父の記憶の断片だったのでしょうか?
当時の父の想いと共に全てを教えられたような気がしました。


・・・なんか私ヘンナ事言ってますよね~(笑) 
だけど、理解出来ちゃったもんだから仕方がないのです~( ̄∇ ̄〃)>
それを要約するとこんな感じ ↓


“父さんの大好物は卵焼き。。。

それは、まだ幼いおしゃまないちこが、父さんに初めて作ってくれたもの…

うれしくて、美味しくて、世の中でこれ程贅沢でウマイものは無いと思った。

だから父さんの好物は卵焼き、塩だけ入れた卵焼き、あの日からずっ~と、今もなお… ”


言葉にするとたかだかコレだけの事なんです、だけどその時の父の想いのようなものまで明確に伝わり、もう嗚咽するほど泣けました(照)そして我が父ながら、スゴイっと思いました。( ̄^ ̄)

要するに、昔からずっ~と好きだったのではなく、あの日を境に自分の意思で好物にしていたようです~!

そしてまた同時に、私も少し想い出しました。
まだまだ幼い私が、いっちょ前に母にエプロンをしてもらい、小さな椅子に登ってガス台の前に立ってた事。

仕事から帰って来たばかりの父を捕まえて、

いち 「お父さんお腹空いてない~?」

っと半ば強引に卵焼きだけをデ~ン!と出した事。

じじ 「おいおい、ご飯前やぞ~~」

とか言いながら、それでもうれしそうに食べてくれた事。

正直、その時の私には、大好きなおママゴト遊びの続きでしかなかったのです~

ドロで作ったお料理は、食べるフリしかしてもらえないけど、本物のお料理は美味しそうに実際食べてもらえるんだ~!なんて、ニコニコしながら父の食べる様子を見ていました。


それらの全てを一瞬にして理解しました、椅子にふんぞりかえりながらですが…(笑)


そして、もう一つ明白に解った事。。。

これは、きっとアレだぞ~!施設に居る父が、卵焼き食べたいビームを出してるのだろう~
(;¬_¬)----※----(・_・;) (絶対間違えない!! by 娘の感)


意思の疎通が難しく、上手く考える事が出来ているのか、思うように意思を現せているのかも解らない事が多々ありますが、それだけに妙なパワーが強化されているんじゃないかなっと密かに思っています~!

でも、それでも、なんでもいいのです~♪ 

とにかく、了解!!届けるね!ε= ε= ε= (ノ^∇^)ノ〔卵焼き〕



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幸せの卵焼き

いちこさんの作られる卵焼きは、幸せの卵焼きですね☆
いちこさんが作られたのだけれど、お父さんの愛情のこもった卵焼きのお話、とてもじ〜んと感動しました。
お父様はきっと喜ばれると思います。

ユーマミさま

コメントありがとうございます~(=^-^=)

かなりお恥ずかしかったのですが、ユーマミさんのお父様の記事に感化され、私も今の内に書いておこうっと思いました。
キッカケはユーマミさんなのです~♪ ありがとうございます~
身体や頭の能力が無くなってしまう事で、人間本来の力が発揮されているような!?よく解らないのですけどね!普段、ノーリアクションな父が、卵焼き届けたら、拍手して喜ぶ仕草をみせましたヨ~^^

すてき。たまごやき。

うーん。良いお話。ありがとうございます。
私も親孝行しなくちゃナーと思いました。私はいちこさんのように親が本当に喜ぶ何かをしてあげたことが、たぶんさっぱりありません。いつもしてもらうばかりです。反省。
大事な事って、ぐるぐる考えるのではなく、一瞬にして理解するものなんですねー。素晴らしいお父様ですね。小さないちこさんにエプロンをつけてくださったお母様も。
ところで私も卵焼きは塩だけの味付けが大好きです。塩味は卵焼きの王様です〜。
写真はひょっとして青梅でしょうか?

三月の桃日和さま

コメントありがとうございます~(=^-^=)

ええっ~!?塩味が王様なの~q(°o°)p 私は断然甘口派に一票投じますです!(笑)
私ねっ!思うのですけど、親の立場からしたら、子供の世話になるより、いつまでも元気で子供の世話を焼ける方が本当は幸せなのかも知れないなって~(^-^)
ウチの場合は両親揃って介護生活ですし、父はそれこそそういう考えを持てない恩恵を受けてますから、出来る範囲の事はしてあげたいけど、桃さんの親御さんはそれはそれで、とってもお幸せな事だと思います~♪
だから、お父さんやお母さんのお陰で私頑張れてるよ!って目一杯感謝して差し上げて下さいねっ!!
私もどういう形でも両親が居てくれるから、今頑張れるのだと思っています~(^_-)-☆

そうそう、写真はおっしゃる通り青梅です!
3月上旬の記事の6枚の花びらを付けた木のその後です~!収穫前に記念撮影♪
梅ジャム作ろうかなっと考えてます~

涙でぐしょぐしょです…

いちこさんが、ブログを更新されてるよ〜っと姉から教えてもらって、
ワクワクと読み始めました。
卵焼き〜、ふむふむ、そういえば私の父も卵焼き、好きだったな〜と重ねながら拝読。
お父様がいちこさんに「初めて作ったお料理」について質問されたあたりで、もう涙がこみあげちゃって。字がにじんで、見えない〜!!!
お父様の大切な大切な宝物のいちこさんが、きっとキラキラした瞳で
卵焼きをお父様に差し出されたとき、お父様は極上の幸せに包まれたのだと思います。その時のお父様の愛が溢れて、私の胸にまでとどきました。
いちこさんがとっても優しくて純粋なのは素敵なご両親様に育てて頂かれたからですね。
父も私の上手でない料理を「美味しい〜!」と笑顔で食べてくれた日々を思い出し、まだ涙がとまりませぬ…。
いちこさんのお蔭で心があったか〜くなりました。
ありがとうございます。

みつばちエミリーさま

コメントありがとうございます~(=^-^=)

ありゃりゃ泣かしちゃったの~!?そんなつもりは無かったの~(〃∇〃)ゞ
せっかくの宝石のような素敵なお言葉の数々ですが、そりゃ~あなた!私も人生うん十年も生きていれば、憎んだり、反発したり、無茶無茶散々色々あったはずなのですヨ!
でも、なぜかイヤだった事や辛かった事をよく覚えていないという特異体質みたいです~(笑)
たぶん、父がほとんど死に掛けて、そこから奇跡の復活をし、様々なリハビリ三昧を必死でやってる内にその記憶が飛んで行ってしまいました~(汗)なので、ほんの些細な幸せの記憶が、よりクローズアップして鮮明に出てくるのかも知れません~♪
結局、全ては自分が作っている世界、イヤな事を手放せば、イイ事しか残らないっていうおめでたい体質なのかも知れません~( ̄▽ ̄)ゞ
夢壊れていない!?大丈夫???

大丈夫だぁ~!

いちこさん、お返事コメントありがとうございます。
夢壊れてませんよ~!
本当にいいことだけを思い出せるって素敵ですね。
私はとってもいい思い出と、後悔の念が入り混じっています。
心の中でいつも両親と祖父に謝ってます。
ごめんなさい~って。
いっぱい心配かけて育ったこともありますが、
それに、今の父の環境を作り出したのは私が大きな原因ということと、母を間違えた形で見送ってしまったことなどが、やはり後悔しまくりです。大間違いの人生でしたから。
だから、今、一生懸命上書き中です。
いちこさんのように、笑顔でいい思い出だけが残るように…なれたらいいな…。

みつばちエミリーさま

それこそ、大丈夫だぁ~!ですよ~(^_-)-☆
エミリーさんが温かな気持ちと感謝の想いをいつでも讃えていらっしゃるから~♪

元気に笑顔で毎日生き生き暮らしている事、
きっと親御さんならそれが一番の幸せなはずでしょ!
絶対になれますヨ~!そうしていきましょうよ~p(^-^)q

いい話や〜

父の日を前に言い話聞けました。
わたしも父を思い出しました。私の作った物はみんなおいしいおいしいと食べてくれました。(母にはわがままでしたが)
手作りの物でも「すごいなあ〜」っていつも褒めてくれましたわ。
  、、、、、ぐすん、、、
ああ、もうもらい泣きです。泣いちゃおう。

てんてこさま

コメントありがとうございます~(^o^)/~~~

過去の記事も見て下さってたのですね!
てんてこさんのお料理や手作りの品々ホント心がこもってて、とても丁寧に毎日を過ごしておられるところ、ずっと憧れていました。
お父様本当にマジで美味しかったはずですよ~!
自慢のお嬢さんだったはずです♪もちろん今現在も…(^_-)-☆

卵焼き。

いい話を聞かせて頂きました。きっかけに好きになるのはよく分かります。卵焼き食べたくなってきたな。

陸離さま

きっかけに好きになると言うよりも、自分の意思で好きにしたっという感じでしょうか~
あくまで、私にはそう感じたのですけどね~(^_-)-☆

さういう意味です。

自分に娘がいたら多分同じ行動をすると思います。心の内まで分かるなぁ。

陸離さま

そっかぁ~♪ そ~なんですね^^
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いちこ

Author:いちこ

伊勢神宮の神様の森は甲子園球場の1300倍!だから伊勢の空気や水はとても清らかなのです

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