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町内初曳き

今日は一足先にお白石持ち奉献車をご紹介させていただきます。


御白石持ち奉献車


先日浜参宮を終えた私達は、本日、本番のリハーサルも兼ねた“町内初曳き”に望みました。

この日まで、週末はもちろんの事、氏神様の境内に車方(くるまがた)梃子方(てこがた)の皆々様が集まっておられ、その仕度や調整に余念がありませんでした。

それらが、全て問題なく仕上がっているかを、氏子達と一緒に試し曳きをします。

澄み渡る青空の元、町内の人々の気持ちが一つになりました。



鳥居の奥に御白石



奉献車の一番高い所に、鳥居が見えます~!
この奥に白石を入れた樽がきちんっと並んでいるのです~。少し見えてるでしょ!


氏神様を出発に、この写真を撮ってたのはちょうど折り返し地点の休憩所、

狭い敷地内での方向転換は大変な作業ですが、ソコは熟練の車方や梃子方さんの指示でキレイに決まりました。


方向転換


綱を身体に回し付け、満身の力を込める車方、梃子方さんの気迫漂う姿は圧巻で、法被の背中の桜の花びらが一緒に舞っていました。


満身の力を込める梃子方



後ろから見た奉献車です!

白石を入れた樽に架けられた綱も見えると思いますが、コレらも全て型が決まっていると聞きます。
全てが神事なだけに、守り継がれた伝統は、人から人へ大切に継承されて生きます。



鳥居の前に立つ神様


鳥居の前に立つは、古式麗しい神様装束に身を包んだ本木遣のお兄さん!

その目に映るのは、式年遷宮御白石持ち本番でしょうか~!?



ワン鳴りを支える車方


こちらは、全身全霊、五感を研ぎ澄ましワン鳴りの調整にあたる車方さん!

陸曳き(おかびき)の命とも言われる、ワン鳴りは、車軸である心棒と車軸受けの椀木がこすれあって共鳴する音。
車軸が先端に向うほどに細くなり、車軸受けもその形と合わせるので、ちょうどお椀のような形になっています。

そこから音が出るので “ワン鳴り” と言います。

又、こすれ合い過ぎると、その摩擦から心棒が焼き切れてしまう事もあり、かと言って、摩擦をなくしすべりを良くすると音が消えてしまう…
各町自慢の音を響き渡らせるのに、車方さん達は道中ずっとこの体勢で、調整に余念がありません。

私個人はこのワン鳴りの音、『大地との共鳴音』 だと思っています。

少し前に世界中の大地や空から謎の音が聞こえると話題になってましたよね~、
あの音を始めて聞いた時、「これって、ワン鳴りの音だっ!」っと思いました。

陸曳きのワン鳴りに対し、川曳きは車ではなく、五十鈴川を進む舟(ソリ)なのでホラ貝を用います。
両方ともこの神事には、欠かせない重要な音なのです~



町内を埋める氏子


ユーターンを終え、氏神様への帰り車、次世代を担う子供木遣さんの素晴らしい木遣歌が町内にこだましていました。



今日の空



空の青も森の緑も心を寄せてくれているような、そんな色を贈ってくれていました。


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鳥居があるのですね

今日も心躍るお話を有難うございます。
白石は樽に詰められているのですね。初めて知りました。
鳥居があるんですね。伊勢の地ならではの神事故でしょうか。
ワン鳴りを聞いてみたいです。どんな音なのかしらん。
いちこさんのお蔭で、神事の数々を知る事ができます。
まるで、倭町の皆さんを観衆の一員として拝見している気分です。
青空に、倭町の法被が映えますね〜。
実際に拝見したことはありませんが、奉献車の方向転換も伝統芸能だと思います。
代々、受継がれた熟練技と曳く人、梃子方さん、車方さん、全ての人の心が1つにならなければ、なし得ないことですよね。
(私の故郷の地車を見ていても、方向転換をやり回しと呼んでいていて、その町の心の合わさり方、技術が一番出やすいです。まさに伝統芸能だといつも思います。)
伊勢の皆様は20年に一度の遷宮に関る神事にむけて、心も身体もパワーアップされているのだな〜と法被姿のお写真から伝わってきます。
拝見しているこちらまで、襟を正しつつも魂が躍動してきます。
なんだか力が湧き出てきました。
そして伊勢の地に飛んでいきたくなりました。

>みつばちエミリーさま

コメントありがとうございます~(^-^)/

奉献車は神様の寄り代とされるので、どの町でも鳥居はお約束なのですヨ~
又、同様に曳き綱もとても神聖なものとして、踏んだり、またいだりしないようにするのが、最低限の常識とされています~

一枚目の写真で、曳き綱がブルーシートの上に巻き取られて置いてあるのが、チラッと見えると思います。
この写真は氏神様から折り返し地点まで曳いてきた所ですから、当然曳き綱も長~~く伸びていた訳なのですが、休憩時には、ひねりをかけながら巧みに巻き上げ、敷物を敷いた上に置くのがしきたりです。

綱自体が神聖な奉献車の一部と考えられているのはもちろんの事、神様の寄り代である車と人の手が繋がる綱、
神様と人の繋がりを意味するものだから、そのように大切に扱われます。

綱の想い

伊勢の方々が神さまとのつながりを大切に守られていることが
よく伝わってきました。
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白石を入れた樽に架けられた綱も見えると思いますが、
コレらも全て型が決まっていると聞きます。
全てが神事なだけに、守り継がれた伝統は、
人から人へ大切に継承されて生きます。
--------------------------------------------
ご存知かもしれませんが、曳き綱の紐のことを、
古来「ひめお」とも言いました。

「ひめ」は、神さまとつながる霊人(ひと)であり、
巫女であり、秘めです。

「お」は、神社の拝殿前の神鈴と結ぶ鈴緒のように、
神さまとのつながりを願って結(むす)ばれた「緒」です。

「むす」は、「産(むす)」であり、「び」は「ご神霊」で
「産霊(むすび)」となって、
その土地の神さまと、そこに生きる方々が結ばれていきました。

まさに
「守り継がれた伝統は、人から人へ大切に継承されて生きます。」
のとおりですね。  
  
  
『綱とりて  神人(かみひと)結び   歌い継ぐ
  
  
 ま白きいしが  御敷(みしき)渡れり』  
  
  
御心の記事の倭姫様の社と、
魂の継承の記事の伊勢の橋の画像、
携帯の待受にさせていただきました。

朝早くからご準備いただいたような気がしました。
御礼が遅くなりましたが、ありがとうございました。 
 

白琉さま

コメントありがとうございます~(^-^)/

またまた貴重なお話をお聞かせ下さりありがとうございますm(_ _)m
いやはや全く存じ上げませんでした~(汗)

昔ながらの継承される伝統は、何らかの意味があっての事だとは解っていても
それがどういう意味を成し、言葉の意味とどう繋がるかまでは全く知りませんでした…(汗)
ですから、こうやって改めて教えていただけると、

なるほどね~!そういう意味だったのね~!
っと深く胸に刻み、曳き綱を持たさせていただく手に心を込める事が出来ます。p(^-^)q

町内初曳きは、私は密かに氏神様チェックの日だと思っています。
氏子達が遷宮の為に真心を込め準備した様々なものを氏神様に最初に見ていただき、その準備に抜かりはないかのお披露目審査に値するのではないだろうか~っと考えていました。
(だって、氏神様の担当エリア内だけで行なわれますから~)

もし、何かしら不具合や修正箇所があれば、それぞれの係の者の違和感としてピーンっと閃いたりし、氏神様からお墨付きをいただければ、意気揚々と本番に望む事が出来たりする…。
そんな町との一体感を得られるように思うのです~♪

伊勢のイベントをライブで拝見

いちこさんのおかげで、伊勢のこの様な神事が簡単に写真で拝見できてしあわせです!日本の伊勢の住人の方々は恵まれていらっしゃいますね。私の住む国はまだまだ寒いですが、少しづつ薄青緑のの新芽が出始め、大自然の恵みを感じ易くなってきました。
いちこさんの写真から伝わってくる伊勢の神気のお裾分けを頂き、明日の朝もマイ神棚への柏手がよく響いてくれそうです~。

三月の桃日和 さま

コメントありがとうございます~(^-^)/

おっしゃるように、この地に生かされている事はこの上なく幸せな事だと、私だけじゃなく伊勢の住民は全て感じているように思います。
だからこそ、御奉仕出来るこの機会を待ち焦がれているのですよね~♪

御神気と言えば、今神宮の山々がスゴイ事になっています!
新芽の芽吹くこの季節、山々はそれは素晴らしい光景を見せてくれるのですが、お山自体が燦々と黄金に輝いているのです!
若葉が芽吹き、そこから木々の花々が一斉に咲き乱れ、もうゴールドのモフモフ状態な訳です!
ブンちゃん(熊蜂)の背中のモフモフを山がまとっているような~!???
(すいません、表現力皆無です…_| ̄|〇)
どうにかしてそれらを写し撮りご覧に入れたいのですが、これがとても難しく、目で見ている光景を全くカメラに撮れないのです…

でもそれだけ、伊勢の神々は活気付いてる何よりの証だと私は思っていますです(^_-)-☆
プロフィール

いちこ

Author:いちこ

伊勢神宮の神様の森は甲子園球場の1300倍!だから伊勢の空気や水はとても清らかなのです

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