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魂の継承

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そうなんですよ~、その“駆けつけずにはいられない!”には遷宮の期間が大きく関わります。
例えば、我が地区の全てを知る長老達は70歳半ば~80歳代です。
長老達は皆一応に

『次の遷宮はおらへんでなっ!(居ないからね!)』っと言われる訳です…

『またまたそんな冗談を~~』

っと笑い飛ばしたいのは山々ですが、それには二十年という歳月が余りにも大きすぎて、皆押し黙るしかない状況です。
一口に遷宮行事と言えども、その一つ一つは伝統と職人技の集大成、小さな町にとっても何から何までそうなので、教える方も必死なら、受け継ぐ方も必死です。

それゆえ “魂の継承” っと言われているんです。

(みつばちさんへのお返事コメより…)

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宇治橋からの日の出



伊勢の民の県民性は、その土地の歴史背景より、とても温厚でおとなしい性格と言われています。

ご存知のように、風光明媚で温暖な地形は、山の幸海の幸に恵まれ、さほど苦労しなくても命の糧を手に入れる事が出来ました。
又、伊勢神宮がある事で、大昔から多くの参拝客で賑わい、座っていても商売が成り立ったと言われます。
メディアなるものが無かった時代にあっても、全国各地からの様々な情報が自然ともたらされる地域性でした。

その言わば客商売を得意としたのは、女性性であって、おもてなしの心使いと明るさから、社交性に長けた元気者が多いとも言われ、反対に男性は女性に比べおとなしく、どちらかと言うと控えめで真面目、でも芯の強さを内に秘めているっと伝えられます。

(いちこ家の父母なんてその典型ですわ~笑)

そんなおとなしい男衆を熱く奮い立たせてきたのが、遷宮行事でもある訳です。


例えばの例をご紹介しましょう~

6歳。。。親に連れられ初めての遷宮を子供木遣として参加

26歳。。。成年木遣隊の一員として厳しい指導を受ける

46歳。。。後世に伝えるべく子供木遣の指導役を受持ち、自らは長老達に伝統のいろはを学び、運営全般を担う

66歳。。。長老クラスの一員として運営役員を兼務しながら、後世の指導者を育てる

86歳。。。参加したいのは山々ながら・・・

106歳。。。草葉の陰から見守り隊を結成されている事でしょう~!私も入隊希望者ですっ^^

多く参加出来た人で3~4回でしょうか、「前回の遷宮は赤ん坊でしたっ笑」なんて言う、20歳で初参加のお兄さんも当然多くいる訳です。



外宮参道より




そんな私達が遷宮に関わり、心の震えるような体感を得れば得るだけ、次の遷宮を自分自身の人生に当てはめ、深く考える機会にもなります。

次回の遷宮はどういった形でご奉仕出来るのか?いやそれ以前に関わる事自体が可能なのか…!?

長老達が口癖のように言う、

『次の遷宮は(この世には)おらへんでなっ!』とは、こういう背景があるのです。

そんなブラック過ぎる言葉を真摯に受け止めるしかないだけに、後世へのバトンの受け渡しである指導には、イヤがおうにも力が入り、どの地区もかなり厳しいと言われています~ 全てが神事だけになお更ですね~(^_-)-☆

だからこそ、今これらに関われる喜びを、感謝の想いを持って心を込めるべきなんだと言う事と、それこそが、私達にバトンを渡してくれた先祖や先人をも生かす事に繋がると、私達は経験を通して知っています。


『未来を見詰め、過去と共に、今を懸命に生きる』 それを 『魂の継承』 と言うのかも知れません。


又、一般の庶民レベルでさえこのような状況ですから、実際の遷宮の神事を司る神職様、御宮の造営にあたる棟梁の皆様、御神宝の製作に携われる翁の皆様、

その方々のご心中はいかばかりかと、思いやる事も出来る訳です。

そういう皆様や全国各地の支えて下さる方々がいて、始めて可能になる事ばかり、
まさしく“おかげ様”の精神性は、私達伊勢の民が何より大切にする理由でもあります。


光輝くシダ



ここで、代表的な木遣歌を紹介させていただきます。

木遣歌はすべて口伝で伝えられます、耳で聞いた歌詞と言うよりむしろ音を、書き起こすのは難しいのですが、
そういう雰囲気~~とご理解下さい。
(歌ってはいるけど、書くのは難しいなっと改めて実感するいちこ…(≧∇≦))

又、木遣歌はその町(地域)の伝統や歴史を何番にも渡って歌っているので、それぞれ地区により微妙に歌詞が違います。

ですが、“うけ”(赤字表記)と呼ばれる合いの手はだいたい同じハズです。
(自分の地区の木遣しか、実は知らないのです~(〃∇〃)ゞ)

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  祝木遣り  

ホォー ランエー
めでた めでたの ヤーエー

ヤットコセー ヨーイヤナ

めでた めでたの 若松様は
枝も栄えて 葉も茂る
ハーヨーイトナー

ソーリャ ハーリワ アリャリャリャリャ
ヨーイトコ ヨーイトコセー



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↑ 木遣は伊勢音頭の原型とされています、氏神様の御祭りや結婚式でも披露されます。

ずっと歌ってきましたが、改めて一体何語なんだい!?的でしょ"r(^_^;)

それと、地区ごとに微妙に違う木遣歌に対し、参加者全員が同一の言葉を口にするのが、その時の掛け声!

それが、 “エンヤ!”
伊勢中が、エンヤ!の掛け声に湧き満たされるのは、もうまもなくです~



力を尽くす人々



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エンヤー

いちこさん、2日間にわたり「あいまる日記」にこちらのブログのことを書かせて頂いています。
事後報告になり申し訳ありません。
いちこさんの記事を拝見して、遷宮が伊勢の方々によって支えられていることを知りました。
伊勢の方々の御蔭で私達は生かされているんだと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
ところで「エンヤー」は、ヘブライ語で「主とともに」という意味があるそうです。
神様とともにというお心を伊勢の方々は代々受け継がれてこられたのですね。
私もこちらから密かに「エンヤー」とかけ声をかけさせて頂きます。

ワクワクします~

今日もとってもワクワクするお話を有難うございます。
魂を受け継いでいくという表現がとっても、神々しいです。
何千年も途切れることなく受け継がれてきた神事。
日本に生を受けたことが、どれだけ幸せかを改めて感じています。
ありがたいです。

いちこさんの町の木遣歌を教えていただいて幸せです。
一緒に歌いたい~♫

日本とユダヤのハーモニー というサイトで「エンヤー」などのお囃子の掛け声について解説があります。よかったら見てみてくださいね~。
http://www.historyjp.com/article.asp?kiji=132

それによると、エンヤーは「神の泉」だそうです。
すご~い。

ユーマミさま

いえいえこちらこそありがとうございます~^^
ユーマミさんのおかげで、本家様の貴重な記事と照らし合わせ私も学ばせていただいています。

支えられているのはホントにお互い様です。
私だって拙いブログではありますが、見ていて下さる方々がこうしていて下さるから、
ホンの少しの情報でも書きたいなっと思う訳で、皆様によって生かされております~

エンヤにはそういう意味もあるのですね!
伝統ってやっぱり意味があるものなのですね~、なんだかとても感慨深いです。
エンヤ!の声援ありがとうございます♪

みつばちエミリーさま

いつもありがとうございます~^^
みつばちエミリーさんへのお返事をココ大事だ~!っと自分なりに思ったものですから、
改めて取り上げさせてもらって、一つの記事が書けました。
いつもキラーパスありがとうございます。

エンヤは神の泉ってこれまたスゴイ訳ですね~♪
湧き満たされる~もあながち間違ってないのかも…(*^-'*)>(照)

興味深いサイトの紹介ありがとうございます~
ウチの近所にもあの紋章の灯篭はた~くさん並んでいますから、
そないな事だとは知らずに、物心付いた時から見ていましたヨ~!

No title

ありがとう!
神民として、わしらの代表として頑張って下さい!

放浪者さま

コメントありがとうございます~^^

経験出来る喜びを胸に称え、心を込め一つ一つ大切にやっていきますね~♪
プロフィール

いちこ

Author:いちこ

伊勢神宮の神様の森は甲子園球場の1300倍!だから伊勢の空気や水はとても清らかなのです

コメントもお待ちしております^^

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